痛みとは 原因・本質・治療の研究

手のひら先生が高麗手指鍼治療にまつわる、痛みについての様々な話をしましょう。

ユーチューブに動画をアップしましたので、是非ご覧ください。


「パーキンソン病治療」 8年ほど治療を模索し、とうとうその結論が出ました。

  


「脳溢血脳梗塞後遺症の治療」 こちらは自分の脳溢血後遺症治療を、なぜ治すことが出来たのか動画でお話しています。

  

免疫学から腰痛の原因を知る



 新潟大学教授安保徹著「安保徹の免疫学講義」三和書籍刊 に、腰痛の起きる原因が書かれており、まさに私が考えていて患者さんへ説明していた、真の原因がここにあります。

159ページ 8ミトコンドリアへの負担 に詳細に書かれています。

ミトコンドリアは私たちの体を作っている細胞の中に有り、酸素を取り入れてエネルギーを作り出しているものです。

ここへの負担が多くなると、血流低下低体温を起こし、結果ミトコンドリアの機能低下をもたらします。

安保先生のご本ではこのように書かれています。

「あまり激しく仕事をしたり介護の負担があったり、長く散歩をしたりすると、血流障害が起きてミトコンドリアが悲鳴をあげます。腰痛、膝痛、椎間板ヘルニヤ、腰椎すべり症という運動器の障害が軒並み出現するのは、ミトコンドリアへの過剰な負担で起こっているのです」以上安保徹の免疫学講義より

私の専門は高麗手指鍼という韓国生まれの鍼技術です。

これは手のひらを体や脳に見立てて(脳に見立てて鍼を指すのは私だけですが)治療します。

患者さんは腰が痛いのになぜ手のひらに鍼を刺して治すのか不思議がっています。

その時は「手のひらと脳は密接に結びついていて、腰に鍼を指すより効果的なのです。腰痛は血流障害で起こります。脳が血流をコントロールしているので、ここを調整すれば腰は治ります。」と説明していました。これが免疫学の立場から説明できたというわけです。

最近は多くなってきたようですが、骨が出っ張ってきたから神経が圧迫されて痛みを起こすことはない。神経はそのぐらいでは傷がつかない。このようなことを言われます。

しかし大勢はいまだ椎間板ヘルニヤ説が体制を占めていて、手術が行われているようです。

しかし神の手をもってして手術が成功しても、その後の後遺症に悩む方が多いのも、実は痛みの本質がそこにはなく、血流障害からくる細胞の悲鳴であったということです。

安保徹の免疫学講義

 

痛みとは? 番外編

 週刊文春4月4日号から短期集中連載「腰痛治療革命」ー第一人者が教える7つの新常識が掲載されました。

これから全7回にわたり腰痛の特集が組まれるみたいです。

7回の見出しを見てみると、私にとっては目新しいこともないものです。

このブログで紹介した「腰痛は怒りである」のことを、新たな発見みたいに紹介するのはなんなのかということです。

腰痛治療、特に現場での腰痛手術は7、8年前から少しつづつ変わり始めたと感じていました。

それはあの事件からだったように思います。

確か横浜市立大学で坐骨神経手術を受けた患者が、執刀医を地下鉄の改札口で背後から射殺した事件です。

手術をしたのに痛みが引かず、そのことで毎日のように病院を訪れ医師に抗議をした末の行為だったようです。

それから来院する患者さんで手術を受けた方や、坐骨神経痛で受診している方に聞くと手術をしようと医師は言わなくなったようでした。

患者から手術を言うまで行わないようなのです。

後遺症に対する責任問題を危惧したのかもしれません。

上記の書籍や、滋賀医科大学横田敏勝教授、石川県にある加茂整形外科の加茂院長の原因説を読んでいれば、今回の記事は何を今更の感があるのです。

それにしても週刊誌で取り上げられるというのは、必ず何かが動き始めたわけで、今までの少数派の腰痛原因説が取り上げられるのはなんなのでしょう。

2年ほど前に慶応大学講師でガンに関する著作で有名な、近藤医師が「抗がん剤は効かない」を出版し、センセーションを起こしました。

がん専門医の現場常識では、がん患者が死ぬのは抗がん剤によるものだったそうです。

それが書かれて論争を巻き起こし、今まで知っていたまたはそうかもしれないと思っていた医師らも発言し、今ではこのことがかなり知れ渡って来ています。

神の手まで生んだ腰痛治療が、ここで変わるのでしょうか。

この記事が載るきっかけは、2012年11月に日本整形外科学会。日本腰痛学会が「腰痛診療ガイドライン2012」を発表したことが関係しているようです。

でもわたしの深読みは、間違っているかもしれませんが、TPPに大いに関係しているのではないかと考えています。

TPPで医療も外資の荒波に現れたり、日本の保健医療の問題点をアメリカの医療産業に指摘されたりすることに、対策を取り始めたのではないだろうかというものです。

10年以上前に「Scientific American」では、腰痛治療対策には半年寝てることが最適だという記事が載っていました。

その後の上記の本があり、世界の常識は日本の非常識の修正ではないかと、その修正を図ったのだと私は密かに思っています。

それにしてもその中で鍼灸は効かないと書いてあったり、今回のシリーズでも露骨ではないもののようですが、鍼灸は信頼性がないと書かれているようです。

トホホ?

前から述べているように、鍼灸学校では治し方まで習わないので、治し方はそれぞれが師匠を求めて習って初めて、腰痛治療ができるのです。

鍼灸師は個人営業なので、その技術を十把一絡げでくくることはできないのですが?

はて?

トリガーポイントブロックで 腰痛は治る! その1

トリガーポイントブロックで 腰痛は治る! その1

 どうしたら、この痛みが消えるのか?という副題があります。

加茂整形外科医院院長 加茂淳 著 風雲舎刊 2009年1月15日 初刷

今まで紹介した本は治療家または一般の方、研究者の痛みに対する本でした。

TMS理論は医学者のものでしたが。

この本は医師によって著されたものです。

理論を実際の医療現場で実践されている方の本ですが、どうも今の西洋医学の中では少数派のようです。

私が真にに知りたい「痛みとは何か」という、ブラックボックス中の答えはないのですが、今起こっている痛みはどのようにして起こっているか、どのようなものでその治療はどのようにして行うかなど、今までの多くの医学書とは一線を画します。

まだ読み込むというところまでいっていませんが、鍼灸師の立場から見ても刺激されるところが多くあります。

表現がとても難しいのですが、東洋医学そのものが現代医学的な処方がなされてこなかったので、現代科学を学んだ人間にとっては理解できなかった事も、あッ!そうなんだ、そう理解したらいいのかという、インスパーヤーされる点がそちこちにあり、とても興奮して読んでいます。

でも一般人が理解し納得するには少々時間がかかりそうです。


痛みは神経が圧迫されては起きない。などの解説は実際行われている手術や見立てからはかけ離れている考え方なので、戸惑う方は多いでしょうね。

第3章 痛みとは何かー「痛みの生理学」ではとてもよく慢性的な痛みの発生サイクルがわかりやすく解説されています。

第4章 痛みの本態は、筋肉のスパズムです。 この章は新しい視点を与えてくれて、鍼灸師としても大いに参考になるところです。また今私が行っている鍼治療効果もより納得するものです。

数年前有名人が自殺した原因に「繊維筋痛症」がありました。

その痛みの原因をも説明されています。

本の数年前外国から取り寄せた本では、まだ原因はよく分からずリウマチの一種と言われていました。

それをここでは筋肉の痙攣と断定しています。

これは全く新しい知識で驚き、目が開かされました。

トリガーポイントブロックで腰痛は治る!

トリガーポイントブロックで腰痛は治る!

心はなぜ腰痛を選ぶのか

 サーの博士の心身症治療プログラム 長谷川淳史 監訳 浅田仁子 訳 春秋社 2003年10月20日 初出

前日は「腰痛は脳の勘違いだった」を紹介しました。

7年間様々な治療法に根気よく通ったことが書かれていました。

その中では一時はマスコミにも大々的に取り上げられたにも係わらず、今では消え去ってしまったものもあります。

サーノ博士の博士の説くところは、痛みは脳に根本があり、痛みをもたらすのはストレスであるというのです。

私が行っている高麗手指鍼は手のひらに鍼を指すことで、腰痛の治療を行います。

習い始めは「なぜ手のひらに鍼を刺して腰痛が治るのか?」と訝しがりましたが、治療経験を積むに従って治せる治るというのが確信になる変わり、やがて自信になるのです。

手のひらは脳の運動野、部分としては中心前回にありますが、ここは体の動きをコントロールするところです。

ここの部分に占める面積割合は、ざっと見ると手と顔の動きで90%、他の部分が10%になるでしょうか、そのぐらい大きな比重なのです。

従ってここへの刺激は、脳への効果も大と捉えられます。

私は今独自に研究を行い、手のひらと脳神経例えば大脳基底核、例えば視床下部などのツボがどこにあるか見つけ出しています。

フランスの耳鍼創始者ポール・ノジェ博士が、電圧をかけることで脳神経のツボが様々に出てくると、位相別にツボを表しています。

これに倣い今位相Ⅰ 位相Ⅱ まで進んでいますが、手のひらというところには、数多くの脳を刺激するツボがあります。

それは第Ⅰ位相で内臓の代表点としてのツボであったりします。

高麗手指鍼においては、この狭い治療場所ということと、内臓と思って鍼を打ったのが実は脳も刺激していたので治ってしまったという偶然がありうるのです。

さてサーノ博士の理論では脳に原因があということでしたが、私が行っている高麗手指鍼でも同じ視点でまた脳に治療の原点を求めています。

心が果たして脳にあるのか?などという哲学的な問題は別として、痛みを発症し感じているのは脳であることは間違いがありません。

fMRIという脳血流を検知できる検査機器で、側頭部にある側坐核で痛みを感じていると研究報告がありました。

脳が根本であるというのは、現代医学研究で徐々に明らかになっています。

まず安全で自分でも可能かもしれない「心の治療」で腰痛を治療する、その基本図書であるこの本も参考にしてください。

心はなぜ腰痛を選ぶのか―サーノ博士の心身症治療プログラム

腰痛は脳の勘違いだった。

腰痛は脳の勘違いだった。 痛みのループからの脱出 戸澤洋二 著 風雲舎刊

 七年間の腰痛・坐骨神経痛が、たった三ヶ月で消えた。というキャッチコピーがついています。

私が鍼灸学校に通い始めたとき、腰痛なんて簡単な治療じゃないかと思っていました。

しかし資格をとってから見ると、腰痛の患者が世間にはあふれ返っているのが分かりました。

そう言えば40年前就職したての時、出入りの業者が先輩と腰痛談義になって、「今度ヘルニヤの手術をするのですが、医者は必ず成功するとは言ってくれないんです。悪くすれば歩けなくなる。」と深刻そうに話していましたのを思い出しました。

いま持って腰痛は現代病の一つなのです。

10年ほど前偶然手にした「Scientific American」に、医療ジャーナリストが腰痛治療の現状を書いていました。

産業革命以来人間は肉体作業から解放されているはずなのに、なんで腰痛患者が増え続けているのかという報告記事でした。

結論は、手術もダメ、カイロプラクティック、鍼灸、そのほかの治療法は無効で、6ヶ月休んでいれば治るのだというのが結論でした。

しかし現実には腰痛患者は増え続けているし、その治療法は遅々として進んでいないということです。

それは「痛みとは何か?」が未解決であるからです。

著者は七年間様々な治療経験の末、自ら見つけ出した方法で3ヶ月で腰痛を克服した体験記です。

長い道のりで出会う様々な治療法は、マスコミなどにも取り上げられたものが多く、あそこもここも行かれたのかと感心するばかりです。

最終的には自ら経験し知識をえた、サーの博士の理論や滋賀医科大学教授 横田敏勝さんから続く石川県小松市の加茂淳医師などの理論方法を参考に、自らのアイデアを実現して、この痛みのループからの脱出を企りまんまと脱出した体験記です。

読んでいると、あああそこも行かれたのか!ここも!へェーあんなとこも行ったんだ!感心してしまいました。

執念ですよね。といっても本人にしたら耐えかねて、何はともあれ駆けつけ体験し、刀矢折れ傷月続けた日々だったようです。 

素人の方が必死で掴んだ平穏な日々までの貴重な体験記です。

もちろん我々にとっても、痛みは脳を治療しなければいけない、痛みとは何かを示唆する貴重なものです。

腰痛は脳の勘違いだった―痛みのループからの脱出

トリガーポイントブロックで腰痛は治る!

 

 

 

腰痛は脳の勘違いだった。

腰痛は脳の勘違いだった。 痛みのループからの脱出 戸澤洋二 著 風雲舎刊

 七年間の腰痛・坐骨神経痛が、たった三ヶ月で消えた。というキャッチコピーがついています。

私が鍼灸学校に通い始めたとき、腰痛なんて簡単な治療じゃないかと思っていました。

しかし資格をとってから見ると、腰痛の患者が世間にはあふれ返っているのが分かりました。

そう言えば40年前就職したての時、出入りの業者が先輩と腰痛談義になって、「今度ヘルニヤの手術をするのですが、医者は必ず成功するとは言ってくれないんです。悪くすれば歩けなくなる。」と深刻そうに話していましたのを思い出しました。

いま持って腰痛は現代病の一つなのです。

10年ほど前偶然手にした「Scientific American」に、医療ジャーナリストが腰痛治療の現状を書いていました。

産業革命以来人間は肉体作業から解放されているはずなのに、なんで腰痛患者が増え続けているのかという報告記事でした。

結論は、手術もダメ、カイロプラクティック、鍼灸、そのほかの治療法は無効で、6ヶ月休んでいれば治るのだというのが結論でした。

しかし現実には腰痛患者は増え続けているし、その治療法は遅々として進んでいないということです。

それは「痛みとは何か?」が未解決であるからです。

著者は七年間様々な治療経験の末、自ら見つけ出した方法で3ヶ月で腰痛を克服した体験記です。

長い道のりで出会う様々な治療法は、マスコミなどにも取り上げられたものが多く、あそこもここも行かれたのかと感心するばかりです。

最終的には自ら経験し知識をえた、サーの博士の理論や滋賀医科大学教授 横田敏勝さんから続く石川県小松市の加茂淳医師などの理論方法を参考に、自らのアイデアを実現して、この痛みのループからの脱出を企りまんまと脱出した体験記です。

読んでいると、あああそこも行かれたのか!ここも!へェーあんなとこも行ったんだ!感心してしまいました。

執念ですよね。といっても本人にしたら耐えかねて、何はともあれ駆けつけ体験し、刀矢折れ傷月続けた日々だったようです。 

素人の方が必死で掴んだ平穏な日々までの貴重な体験記です。

もちろん我々にとっても、痛みは脳を治療しなければいけない、痛みとは何かを示唆する貴重なものです。

腰痛は脳の勘違いだった―痛みのループからの脱出