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痛みとは 原因・本質・治療の研究

手のひら先生が高麗手指鍼治療にまつわる、痛みについての様々な話をしましょう。

腰痛は脳の勘違いだった。

腰痛は脳の勘違いだった。 痛みのループからの脱出 戸澤洋二 著 風雲舎刊

 七年間の腰痛・坐骨神経痛が、たった三ヶ月で消えた。というキャッチコピーがついています。

私が鍼灸学校に通い始めたとき、腰痛なんて簡単な治療じゃないかと思っていました。

しかし資格をとってから見ると、腰痛の患者が世間にはあふれ返っているのが分かりました。

そう言えば40年前就職したての時、出入りの業者が先輩と腰痛談義になって、「今度ヘルニヤの手術をするのですが、医者は必ず成功するとは言ってくれないんです。悪くすれば歩けなくなる。」と深刻そうに話していましたのを思い出しました。

いま持って腰痛は現代病の一つなのです。

10年ほど前偶然手にした「Scientific American」に、医療ジャーナリストが腰痛治療の現状を書いていました。

産業革命以来人間は肉体作業から解放されているはずなのに、なんで腰痛患者が増え続けているのかという報告記事でした。

結論は、手術もダメ、カイロプラクティック、鍼灸、そのほかの治療法は無効で、6ヶ月休んでいれば治るのだというのが結論でした。

しかし現実には腰痛患者は増え続けているし、その治療法は遅々として進んでいないということです。

それは「痛みとは何か?」が未解決であるからです。

著者は七年間様々な治療経験の末、自ら見つけ出した方法で3ヶ月で腰痛を克服した体験記です。

長い道のりで出会う様々な治療法は、マスコミなどにも取り上げられたものが多く、あそこもここも行かれたのかと感心するばかりです。

最終的には自ら経験し知識をえた、サーの博士の理論や滋賀医科大学教授 横田敏勝さんから続く石川県小松市の加茂淳医師などの理論方法を参考に、自らのアイデアを実現して、この痛みのループからの脱出を企りまんまと脱出した体験記です。

読んでいると、あああそこも行かれたのか!ここも!へェーあんなとこも行ったんだ!感心してしまいました。

執念ですよね。といっても本人にしたら耐えかねて、何はともあれ駆けつけ体験し、刀矢折れ傷月続けた日々だったようです。 

素人の方が必死で掴んだ平穏な日々までの貴重な体験記です。

もちろん我々にとっても、痛みは脳を治療しなければいけない、痛みとは何かを示唆する貴重なものです。

腰痛は脳の勘違いだった―痛みのループからの脱出

トリガーポイントブロックで腰痛は治る!