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痛みとは 原因・本質・治療の研究

手のひら先生が高麗手指鍼治療にまつわる、痛みについての様々な話をしましょう。

痛みとは? 番外編

 週刊文春4月4日号から短期集中連載「腰痛治療革命」ー第一人者が教える7つの新常識が掲載されました。

これから全7回にわたり腰痛の特集が組まれるみたいです。

7回の見出しを見てみると、私にとっては目新しいこともないものです。

このブログで紹介した「腰痛は怒りである」のことを、新たな発見みたいに紹介するのはなんなのかということです。

腰痛治療、特に現場での腰痛手術は7、8年前から少しつづつ変わり始めたと感じていました。

それはあの事件からだったように思います。

確か横浜市立大学で坐骨神経手術を受けた患者が、執刀医を地下鉄の改札口で背後から射殺した事件です。

手術をしたのに痛みが引かず、そのことで毎日のように病院を訪れ医師に抗議をした末の行為だったようです。

それから来院する患者さんで手術を受けた方や、坐骨神経痛で受診している方に聞くと手術をしようと医師は言わなくなったようでした。

患者から手術を言うまで行わないようなのです。

後遺症に対する責任問題を危惧したのかもしれません。

上記の書籍や、滋賀医科大学横田敏勝教授、石川県にある加茂整形外科の加茂院長の原因説を読んでいれば、今回の記事は何を今更の感があるのです。

それにしても週刊誌で取り上げられるというのは、必ず何かが動き始めたわけで、今までの少数派の腰痛原因説が取り上げられるのはなんなのでしょう。

2年ほど前に慶応大学講師でガンに関する著作で有名な、近藤医師が「抗がん剤は効かない」を出版し、センセーションを起こしました。

がん専門医の現場常識では、がん患者が死ぬのは抗がん剤によるものだったそうです。

それが書かれて論争を巻き起こし、今まで知っていたまたはそうかもしれないと思っていた医師らも発言し、今ではこのことがかなり知れ渡って来ています。

神の手まで生んだ腰痛治療が、ここで変わるのでしょうか。

この記事が載るきっかけは、2012年11月に日本整形外科学会。日本腰痛学会が「腰痛診療ガイドライン2012」を発表したことが関係しているようです。

でもわたしの深読みは、間違っているかもしれませんが、TPPに大いに関係しているのではないかと考えています。

TPPで医療も外資の荒波に現れたり、日本の保健医療の問題点をアメリカの医療産業に指摘されたりすることに、対策を取り始めたのではないだろうかというものです。

10年以上前に「Scientific American」では、腰痛治療対策には半年寝てることが最適だという記事が載っていました。

その後の上記の本があり、世界の常識は日本の非常識の修正ではないかと、その修正を図ったのだと私は密かに思っています。

それにしてもその中で鍼灸は効かないと書いてあったり、今回のシリーズでも露骨ではないもののようですが、鍼灸は信頼性がないと書かれているようです。

トホホ?

前から述べているように、鍼灸学校では治し方まで習わないので、治し方はそれぞれが師匠を求めて習って初めて、腰痛治療ができるのです。

鍼灸師は個人営業なので、その技術を十把一絡げでくくることはできないのですが?

はて?