痛みとは 原因・本質・治療の研究

手のひら先生が高麗手指鍼治療にまつわる、痛みについての様々な話をしましょう。

免疫学から腰痛の原因を知る



 新潟大学教授安保徹著「安保徹の免疫学講義」三和書籍刊 に、腰痛の起きる原因が書かれており、まさに私が考えていて患者さんへ説明していた、真の原因がここにあります。

159ページ 8ミトコンドリアへの負担 に詳細に書かれています。

ミトコンドリアは私たちの体を作っている細胞の中に有り、酸素を取り入れてエネルギーを作り出しているものです。

ここへの負担が多くなると、血流低下低体温を起こし、結果ミトコンドリアの機能低下をもたらします。

安保先生のご本ではこのように書かれています。

「あまり激しく仕事をしたり介護の負担があったり、長く散歩をしたりすると、血流障害が起きてミトコンドリアが悲鳴をあげます。腰痛、膝痛、椎間板ヘルニヤ、腰椎すべり症という運動器の障害が軒並み出現するのは、ミトコンドリアへの過剰な負担で起こっているのです」以上安保徹の免疫学講義より

私の専門は高麗手指鍼という韓国生まれの鍼技術です。

これは手のひらを体や脳に見立てて(脳に見立てて鍼を指すのは私だけですが)治療します。

患者さんは腰が痛いのになぜ手のひらに鍼を刺して治すのか不思議がっています。

その時は「手のひらと脳は密接に結びついていて、腰に鍼を指すより効果的なのです。腰痛は血流障害で起こります。脳が血流をコントロールしているので、ここを調整すれば腰は治ります。」と説明していました。これが免疫学の立場から説明できたというわけです。

最近は多くなってきたようですが、骨が出っ張ってきたから神経が圧迫されて痛みを起こすことはない。神経はそのぐらいでは傷がつかない。このようなことを言われます。

しかし大勢はいまだ椎間板ヘルニヤ説が体制を占めていて、手術が行われているようです。

しかし神の手をもってして手術が成功しても、その後の後遺症に悩む方が多いのも、実は痛みの本質がそこにはなく、血流障害からくる細胞の悲鳴であったということです。

安保徹の免疫学講義